「雇用が不安定で・・・」「先が見えなくて・・・」と感じる方は、長期間にわたるコロナ禍で多いと思います。
「会社に頼れないなら自分で資格でも取ろう」とお考えの方も多いと思います。
かといって「会計士などの難関資格も取れそうにない。何の資格を取ればいいんだろう?」と迷っているのなら、僕は英語の勉強をおススメします。
英語さえできれば仕事ができるわけではありませんが、今お持ちの仕事のスキルに英語力が加わるとグッと強くなります。
英語の評価はTOEICのスコアを基準にされていることが多く、転職でも必須条件にTOEICのスコアを掲げている会社もあります。
世の中が不安定でも、自分をアピールできる能力があれば渡っていけます。
僕は約2年の独学でTOEIC800を超えました。
独学でTOEICを勉強することについてお話していきます。
TOEIC学習のきっかけは転職面接
僕は約10年くらい外資系企業で働いているアラフォーの男性です。
外資系企業の前は日系企業で働いていたのですが、外資系に転職した時、英語は全くできませんでした。
僕は営業として働いているのですが「仕事力があれば英語力は関係ない」と考えていて、英語の勉強は30代半ば過ぎまで全くしませんでしたし、実際に英語はできませんでしたが、外資系企業への転職に成功しています。
そんなある日、あるきっかけで大手外資系企業に書類が通り、最終面接までたどり着いたことがあります。
でもそこで知ったのは、「英語ができないと出世はできない」ということでした。
冷静になって当時働いていた外資系の職場を見てみると、上の役職についている人は、英語ができるという事実でした。
現場レベルであれば英語ができなくても回せますが、海外本社とのやりとりがある上のポジションは英語力が求められます。
英語ができれば絶対に上に上がれるわけではないと思いますが、上にいる人は英語が使えます。
「英語を使えるようになろう」と思い、第一歩としてTOEICの学習を開始しました。
TOEICのスコアは独学でも伸ばせる
僕はTOEICの学習を独学で行っています。
学校に通って学ぶという手段もありましたが、仕事をしながら学校に通っても挫折すると思ったためです。
英語の学習は勉強の仕方が大切だと思っていましたので、TOEIC関係の本やネットの情報をもとに勉強方法を研究しました。
リスニングのトレーニングに必要なオーバーラッピングやシャドーイング、リーディングに必要な多読や単語力、文法力など具体的な勉強方法と使える参考書、問題集を調べていきました。
よく参考書や問題集を次々に変えていく方がいらっしゃいますが、僕は買ったものを繰り返しこなしていくやり方をとりました。
勉強を開始してからTOEIC800を超えるまでに使った金額は、おそらく数万円に収まっていると思います。
また、英語学習は継続が必要であると考え、無理なく続けられる勉強の仕方を模索しました。
椅子に座って勉強するという行為を非常に苦痛に感じてしまうため、仕事の移動中にリスニングのトレーニングをしたり、昼食後に単語のインプット時間を作ったりするなど、隙間時間をうまく使っていきました。
日中に勉強しているため仕事から帰ってきて勉強しなくてすむという、自分にとって無理のない方法が継続できた理由です。
勉強の方法を定めて継続できれば、独学でもTOEICスコアは伸ばせると思います。
独学のメリット
僕は英語学習はしかるべき学校で教わった方が習得は早いと思っています。
トレーニング方法の指導や使う参考書の質の高さ、分からないことがあったときにすぐに教えてくれる人が近くにいる安心感、モチベーションが下がったときに励ましてもらえる環境というのは、学習の質を上げ、習得スピードをかなり早めてくれると思います。
もし、会社から「いつまでに何点とるように」というような明確な指示があったりすようなことがあれば、学校に通った方がいいです。
一方で、独学にもメリットはあります。
独学のメリット
- 自分のペースで勉強ができるため無理がない
- 学校に通った時と比べ、費用を格段に安くできる
- 仕事やプライベートとの両立がしやすい
もし費用を抑えてスコアが上がるのなら申し分ありません。
もし今のところ差し迫った勉強しなければいけない理由がないのであれば、独学を選択肢の1つに入れるのもありだと思いますよ。
まとめ
英語力は仕事の可能性を大きく広げてくれます。
もちろん英語だけでは厳しいですが、例えば、営業×英語、会計×営業、ITスキル×英語など、持っている仕事のスキルに英語を掛け合わせることで希少価値が生まれてきます。
仕事が忙しくても、1人で勉強する時間であれば作れるという方は多いと思います。
英語学習を独学で進められてはいかがでしょうか。