「40代になって転職がしづらくなった」
「40代で転職を決めるには、TOEICのスコアが必要なのだろうか」
20代30代ではたくさんあった転職の案件も40代以降になるとめっきり減ります。
書類が通ったとしてもその先の面接で何回も落とされ、「例えばTOEICとか、何か資格が必要なのだろうか。」と考えていらっしゃるかもしれません。
私はTOEIC800以上を持っている40代半ばのサラリーマンですが、40代で転職をし年収アップに成功しました。
40代の転職に成功したと言えるかもしれませんが、実際の体験からTOEICが転職に必要かどうかお話をしていきます。
TOEIC800を取得したことで起きた変化
私はTOEIC800を40歳の時に超えました。
その後転職活動を行った際に生じた変化をお話しします。
TOEIC800を超えた変わったこと
- エージェントから紹介される案件が変わった
- 外資系転職エージェントから声がかかるようになった
転職エージェントから、応募条件にTOEICのスコアを設定している企業の紹介が増えました。
中には「この案件は自分の経歴とマッチしてないのでは?」という案件もありましたが、恐らくエージェントがTOEICのスコアを満たす候補者を集めるためであったと思います。
外資系エージェントの外国人の担当者から英語でのコンタクトもかなり増えました。
TOEICのスコアを持っていることでエージェントから紹介される企業がTOEICのスコアがない時と比較して変化しました。
TOEIC800の実際の実力
私は40代の転職でTOEICのスコアを必須にしている日系大手企業から内定をもらいました。
社員に求めるTOEICのスコアが高いことで有名な企業ですが、その基準は満たしていました。
TOEIC800があれば英語を実際に使える使えないは置いておいて、企業から求められる基準を満たせないというケースは減ってくると思います。
もし、TOEICを転職のツールに活用しようとお考えなのであれば800というスコアは評価される数値ではないでしょうか。
TOEICは転職に必要か?
TOEICは転職に必要なのでしょうか。
結論から申し上げると、紹介される案件の幅を広げることができます。
また、TOEICのスコアを持っていると「継続的の努力ができる」とか「新しいことを学ぶ意欲がある」というような評価も受けます。
こういった資質を求める企業へはアピール材料になりますし、私も実際に面接のときに「新しいことを学ぶことができる方ですね」と言われました。
40代で日系大手に転職を決められた要因は、TOEICだけではありませんが、TOEICのスコアがなかったら厳しい結果になっていたかもしれません。
転職を成功に導くために必要なこと
転職を成功に導くために、新しいことを身に付けるということは大切だと思います。
ただ私が申しあげるまでもないと思いますが、転職はこれまでの経験で具体的にどのように貢献できるかというのが問われます。
TOEICのスコアを仮に900以上取ったとしても20代ではポテンシャルを買ってくれるかもしれませんが、英語を実際に使用して実務を行った経験がないと、年を重ねるほど転職市場では評価されにくくなるかもしれません。
転職を成功に導くために、まず、これまでに行ってきた実務の棚卸とご自身の強みの特定が必要かもしれません。
そのうえでTOEICがあるとより有利になるということが分かったら、集中して勉強してTOEICのスコアを獲得すればいいのではないでしょうか。
まとめ
私はTOEICのスコアを取ることで転職活動で結果を出すことができました。
TOEICのスコアさえあれば転職は決まるというものではありませんが、TOEICのスコアがあることで転職が有利に進むことがあります。
英語力を求める企業に対してTOEICはアピール材料になりますから、ご自身のキャリアを分析してTOEICが必要だと判断されたらやるしかないと思います。
勉強は楽ではありませんでしたが、勉強してスコアを取得して私はキャリアアップに成功しました。
次はあなたの番です。