「職場の人間関係が合わなくて悩んでいる」
などサラリーマンとして働いているとよく聞く悩みです。
会社を辞める理由に「職場の人間関係」が常に上位にランクインしていることを考えると、多くの方が持っているお悩みのようです。
僕は営業として15年以上、会社勤めをしていますが、やっぱり人間関係の悩みはありましたし現在もあります。
でもそれなりに仕事を続けてこられたのは、以下のポイントを押さえていたからかもしれません。
職場の人間関係が合わないとお悩みの方へ仕事をしやすくするポイントについてお話していきます。
職場は仲良しクラブではない
職場でトイレ、タバコ、ランチ、夜の飲みなど四六時中、人と一緒じゃないとダメという人がいます。
仲良しグループから少しでも外れないように気を使いまくっている方は多いですし、あなたもそうかもしれません。
僕が不思議なのは、「どうしてそこまで神経すり減らして一緒にいようとするんだろう?」ということです。
会社という組織は利益を追う場所であり、それぞれの社員が自分の仕事の結果を最大化することが最大の目的です。
決して友達を作りに行く場所ではありません。
仲良しグループで毎晩飲み歩いて、会社や上司の悪口を言っている人たちを会社の上層部はどう思っているかご存じですか?
色々な上層部の話を聞きますが、少なくともとても冷ややかに見ています。
それが原因で地方に飛ばされることもあるかもしれませんし、少なくとも会社の主要なポジションへ引っ張り上げられることはまずないでしょう。
会社が大事にしたくなる社員は?
職場において何を大切にしなければならないのでしょうか?
それは自分に割り当てられた仕事です。
僕は営業マンとして働いていますが、営業であれば顧客との関係性や目標数字の達成を第一に考える必要があります。
特に経営状況が悪い企業ではそうかもしれませんが、営業マンとして数字を作れない人に会社は冷たいです。
普段どんなに職場の人間関係に気を遣っていても、数字を作れない営業マンは会社からは大事な社員として扱われない可能性があります。
逆に、普段から自分の仕事に課題を持って、しっかりとした実績を上げている社員を会社はよく見ています。
仲良しグループからの評価は低くても、会社という組織の中の評価は高くなります。
なので人間関係に神経をすり減らしている方は、職場において「何が自分に求められているのか?」ということをよくよくお考えいただければと思います。
自分の仕事で結果を出せず群れに群れている社員は、会社にとってありがたい存在ではないのですから。
結果を出しても人間関係が変わらなかったら?
自分の仕事にコミットして結果を出すことで、人間関係には変化が生まれます。
それまでに冷ややかに自分を見ていた人たちからも、一目置かれるようになってきます。
こうなると人間関係は改善され、周囲も協力的になってきて仕事がしやすい環境が作れるようになります。
結果を出せない人に会社は冷たいですが、結果を出せる能力のある人を優遇していきます。
ビジネスは結果を問われることが多いのが事実である以上、まず実績を叩き出す必要があります。
ただ、結果を出しても周囲が変わらないこともあります。
嫉妬されたり足を引っ張られたりなど、会社への貢献度が高いにもかかわらず自分に対する扱いが「?」と感じるようであれば転職を検討しましょう。
僕は営業マンとして最初に働いていた会社でトップクラスの実績を残していましたが、周囲の僕に対する扱いは「どうなんだろう?」と思うことが多く転職をしました。
大手外資系企業への転職に成功し、転職先では、それまでの会社と180度変わる対応をして頂ける様になり職場の人間関係が大幅に改善されました。
日本国内の企業数は無数にありますが、その中には確実に合わない企業もあります。
合わない企業で自分をすり減らすのは、あまりにももったいないことです。
やるだけやって、それでも疑問が残る企業であるなら、転職することで人間関係が改善されることは多いですよ。
まとめ
繰り返しになりますが、会社は仲良しクラブではありません。
結果を追う場所であり、友達を作る場所ではありません。
もちろん自分の仕事に没頭していく中で、仲良くなる人たちは結構います。
でもそれは仕事に打ち込んだ結果であり、はじめから仲良くなることを考えていたわけではありません。
「会社から求められていることは何なのか?」を念頭に置くことで、職場の人間関係に悩まされることは減るのではないでしょうか。