30代後半から肉体の衰えを感じ始め、40代に突入するとより顕著に劣化を感じ始めます。
「筋トレした方がいいかな」と頭では分かっているものの行動に移せない方が多いのではないでしょうか。
テレビや雑誌で取り上げられている安易なダイエット方法に繰り返して結局効果が出ないことが多いという方も多いと思います。
僕は30代後半で10キロ増量しました。
健康診断の値も悪くなってきて「これはまずい」と38歳になる年にジムに入会しました。
40代に突入した現在までの3年間で筋肉量は5キロ増え、体脂肪率は7%落ちました。
筋トレの成果は現在も上がっており、モチベーション高く続けています。
40代で筋トレを行うことのメリットについてお話していきます。
基礎代謝を上げることができる
40代に突入すると急激に落ちるのが基礎代謝です。
基礎代謝が落ちると前と同じ量を食べていても脂肪が蓄積されるようになります。
落ちていく基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やすことが必要です。
「それは分かってるけど、40代で筋肉つけられないでしょ?」
と思われる方が多いと思いますが、僕の経験では正しい筋トレ方法でトレーニングを行いしっかりとした栄養摂取をした結果、効果を出すことができました。
40代で初めてベンチプレスのMAXは100キロを超え、ジムのトレーニングマシーンのレッグプレスでは一番重い重量を上げられるようになっています。
それに伴い筋肉量はどんどん増えていき、単純に筋肉量だけ比較すると20代の頃を上回りました。
もちろん10代20代で本格的に筋トレを行っていなかったという理由もありますが、40代になっても筋肉量を増やすことができ基礎代謝を上げることに成功しました。
スーツ姿に自信が持てるようになる
40代の同世代の人たちを見るとトレーニングを行っているかいないかで差は歴然としています。
スーツを着ることで隠せていると思っているポッコリお腹は、周りから見ると目立ちます。
たるんだ体にたるんだスーツを着ていると、決まる商談も決まらなくなってしまうかもしれません。
いかにも中年らしい体型をしている自分に部下はついてくるでしょうか。
20代の頃を思い出すと弱そうな中年のおっさんの話は全部聞き流していたような気がします。
人間も動物ですから生物学的な強さはあるに越したことはないと思います。
僕は外資系企業で10年くらい働いていますが、エグゼクティブほど体を鍛えている確率が高いです。
欧米のビジネスマンと比べ肉体的に日本人は劣っているので舐められないようにカバーするためもあるかもしれませんが、楽しんでトレーニングを行っている人が多いです。
彼らに共通するのが「年齢を感じさせない若さとエネルギーを保っている」ということです。
筋トレを行うことで表面的な部分だけではなく、内から自信とエネルギーが湧いてくるようになれば、スーツ姿もキマるようになります。
若いころ鍛えていた人は成長が早くなる
男性であれば学生時代など若いころに筋トレをしていた方は多いと思います。
筋肉にはマッスルメモリーというものがあって、トレーニングを開始すると短期間で以前の筋力を取り戻すことができます。
過去に筋トレを行っていた方であれば、筋トレをしていなかった方に比べて効果が出てくるのが早くなります。
僕は学生時代に体育会系の部活に所属していたため筋トレをトレーニングの一環として行っていました。
結果的に中年になってから開始した筋トレで成果を上げることができたのかもしれません。
ただ、上でもお話ししたように20代の頃の筋肉量を上回っていますから、筋トレ方法次第では若かりし頃の筋力を超えることもできます。
40代になっても筋トレの効果は出ますから、やらない手はありません。
周囲の40代と比べても引き締まった体をしていれば、それだけで優越感に浸れますし成人病などの病気になるリスクも減らすことができます。
メリットたくさんの筋トレは行った方が得です。
まとめ
筋トレのメリットは他にもたくさんあります。
集中力を高めることができるようになったり、睡眠の質が上がったり、ホルモンバランスが整い健康的な体が手に入るなどいいことだらけです。
20代の頃のように急速な伸びは期待できないかもしれませんが、40代であっても確実に効果を出すことができます。
筋トレをしてるしてないで差が大きくなってくる40代で筋トレをしていることは大きなアドバンテージになると思います。
くたびれたおっさんではなく、ちょっとイケてるおっさんを目指しませんか?