インターネットが進化し、日系企業でも海外と仕事をする機会は増えてきています。
昔から英語の必要性は語られていますが、最近のビジネスの世界の動きを見て「英語使えないとまずいよな」と英語の勉強を意識する方も多いと思います。
日系企業でもTOEICのスコアを社員に課すなど、英語の必要性は増すばかりです。
「TOEICの勉強をしようと思うけど、30代になってしまったし今から勉強しても遅いんじゃないか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。
僕は38歳でTOEICの学習をスタートしました。
勉強開始当初535点だったスコアを2年半で810点まで伸ばすことに成功しました。
30代でTOEICを勉強することについてお話していきます。
TOEICのスコアを持っていると得をすることが多い
TOEIC試験は受験すると、合否はなく必ずスコアが出ます。
スコアの平均点は580点ですが、平均点を超えた600点くらいから評価されだします。
履歴書に書けるスコアは600点からですが、転職の時に役立つようになってきます。
さらに700点台になると、転職の時に企業が必須条件として掲げるTOEICのスコアもクリアできるようになってきます。
これは転職できる可能性のある企業が増えるということを意味し、チャンスが増えてきます。
スコアが800点台になると、企業からTOEICのスコアが理由で足切りされることも少なくなり、さらにチャンスが増えます。
僕は810点あるとお話ししましたが、英語は使えません。
多少の会話はでき、英語のニュースの音声も多少聞き取ることができますが、実際に仕事で使用した機会がほぼないのです。
でも周囲からは英語ができる人とみなされるようになり、評価されるようになってきます。
英会話ができなくても、転職のシーンや職場での評価を上げることができるTOEICのスコアを持っていると得をすることが多いです。
TOEICはコスパがいい
僕は独学でTOEICの学習を行いました。
教材にかかった費用は数万円程度です。
学習スクールに通えば数十万円が必要になると思いますが、独学で行うことにより費用を抑えることができました。
上でもお話ししましたように、TOEICのスコアを持っていると公私ともに評価される機会が多いです。
700点を超えると「すごい」と言われだし、800を超えると「どうやって勉強したんですか?」と教えを請われだします。
費用もそれほどかけず、勉強も受験生のようにしたわけではありません。
正直「この程度の労力でこんなに評価されるの?」と思うくらいです。
TOEICの勉強は、日本で仕事をしていく中でとても強い武器になります。
やり方によっては勉強の費用や労力を抑えることができるTOEICの勉強は、とてもコスパがいいと思います。
30代から勉強しても遅くない
若いうちにTOEICのスコアを持っているに越したことはありません。
新卒の就活の際に、TOEICのハイスコアをアピールできれば有利になります。
では30代からでは遅いのでしょうか。
そんなことはないと思います。
僕は38歳からTOEICを勉強していますが、39歳の時に英語力が必須の日本でも有名な外資系企業の案件を転職エージェントから紹介されたことがあります。
39歳の時のTOEICのスコアは760点だったのですが、英語を仕事で使用した経験はありませんでした。
でもエージェントの担当の方は「760点あれば大丈夫です。挑戦してみましょう!」と話してくれました。
30代からの勉強は遅いどころか、スコアを取ることができればチャンスを広げることができます。
現在の職場でもTOEICのスコアを高く評価して頂います。
社会人になって勉強している人は少ないため、勉強の蓄積により周囲に差をつけることは結構簡単です。
僕は38歳からTOEICの勉強をしていますが、勉強しなければよかったと思うことはなく、「得した」と思うことが多いです。
30代のTOEICの勉強は選択肢を広げてくれる可能性がありますよ。
まとめ
30代でTOEICの勉強をするメリットは多いです。
まだこの先の仕事人生は長いですから、仕事に慣れた30代でTOEICの勉強をするのは未来への投資になります。
TOEICで高いスコアを取ることができれば、チャンスを広げることができます。
勉強方法や現在の英語の素養にもよると思いますが、労力がそれほどかからないTOEICの勉強は費用対効果が高いですよ。