社会人になってTOEICの勉強が必要になることがあります。
「あー、学生の時に勉強しておけばよかった」と思うことも多々あると思います。
社会人になると勉強するための時間が取りづらくなります。
仕事から疲れて帰ってくると、やっぱりお酒は飲みたくなりますしテレビを見ながらゆっくり仕事の疲れを癒したくなります。
「仕事が忙しい中でTOEICのスコアを伸ばせるの?」「やっぱり社会人になってTOEICを勉強するのは難しいんじゃ・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが大丈夫です。
僕は営業として働いていますが、38歳でTOEICの学習を開始し40歳で800点を超えました。
仕事が忙しいかどうかというと、それなりにです。
社会人がTOEICの勉強で結果を出すにはスケジュールが大切になります。
僕がアラフォーでTOEICのスコアを伸ばすことができたスケジュールについてお話していきます。
社会人のTOEICの勉強に大切なことは優先順位
忙しい社会人には勉強するための時間が少ないです。
朝早く起きて勉強するという優秀な方がいらっしゃいますが、挫折される方も多いです。
僕も朝に勉強しようかと考えたことがありますが、ギリギリまで寝ていたいためやめることにしました。
夜遅くまで勉強して睡眠時間を削るのも嫌でした。
「それじゃあTOEICのスコアは伸びないんじゃないの?」と言われそうですが、僕は2年半の独学で535点から810点までスコアを伸ばすことに成功しています。
TOEICの勉強は長い時間やれば身に付くというものではありません。
大切なのは勉強の内容を精査し、優先順位をつけることです。
短い時間でも集中度を高めて、正しい方法で勉強すればTOEICのスコアを伸ばすことが可能です。
TOEICの勉強で重視すること
TOEICの勉強はやみくもにやっても伸びません。
例えばTOEICテストの最初のパートの問題対策をずっとしていても、TOEICのスコアは効果的に伸ばせないです。
TOEICの勉強で重視することは何でしょうか。
ポイント
- リスニングトレーニング
- 単語学習
- 文法学習
上記の3項目の学習を優先的に学習することでスコアを効率的に伸ばすことができます。
リスニングの勉強は日本の教育ではあまり行われないため多くの方が苦手意識を持っています。
TOEICのスコアの半分はリスニングパートで成り立っているためリスニングからは逃げられません。
でもTOEICのリスニング問題はそれほど難しくないため、リーディング問題よりも簡単にスコアを上げることができます。
また、単語を覚えればリスニングパートもリーディングパートもスコアアップさせることもできますし、文法問題は対策をすれば確実に得点できるパートになります。
まんべんなく勉強をするよりもポイントを絞った勉強をすることにより、時間がない社会人も効率よくスコアを伸ばすことができます。
勉強のスケジュールはどう立てればいい?
ポイントを絞った勉強をすれば効果が出るといっても、ある程度の勉強時間は必要です。
僕が535点から810点まで伸ばすまでにかかった勉強時間はおよそ1500時間~2000時間です。
一日にならすと2時間程度ですが、毎日2時間勉強するのはキツくないですか?
僕も恐らく毎日2時間、机の前に座って行う勉強をしていたら継続できなかったと思います。
毎日継続できたのは、仕事の合間の隙間時間をうまく活用できたからです。
僕は営業の仕事をしているとお話ししましたが、営業マンには移動する時間が多いです。
合計するとかなりの時間になると思いますが、僕はこの時間にリスニングのトレーニングを行いました。
イヤホンを耳に入れて聞いていればいいわけですから、周囲に迷惑をかけることもありません。
また、電車に乗っているときはスマホのアプリで単語の学習を行ったりと移動時間を有効に活用しました。
毎日2時間勉強するとなると結構なプレッシャーですが、隙間時間を活用すれば負担を少なくすることができます。
僕の一日の勉強スケジュールの例は以下の通りです。
一日の勉強スケジュール
通勤時間(40分) リスニングトレーニング
営業の移動時間(30分) リスニングトレーニング
帰宅時間(40分) リスニングトレーニング、単語学習
寝る前(10分) 文法トレーニング
仕事の合間の勉強で結構な時間を作れるのがお分かりいただけると思います。
もちろん日によって変動はありますし、勉強の進捗状況によって内容も変わってきます。
TOEICの勉強に継続は必須ですが、継続させるためには気持ちの入り過ぎたスケジュールを立てないのがコツです。
まとめ
社会人がTOEICの勉強で結果を出すためには、まず勉強方法を精査することが大切です。
効果のない勉強を長時間続けてもあまり結果は出ないかもしれません。
また、続けるのが苦しくならない勉強スケジュールを立てることが大切です。
正しい方法でポイントを絞った勉強を継続できれば、確実に成果は出ますよ。