TOEICに対する否定的な意見は多くあります。
「TOEICのスコアがあっても英語を喋れない」「英語を使用できるかどうかにTOEICは関係ない」
など、TOEICを勉強しても英語は使えるようにならないという意見が多いです。
僕は38歳でTOEICの勉強を開始し、40歳になってTOEIC810点を取得しました。
確かに英語を喋れるかというと喋れませんし、仕事で実際に英語を使用する機会はほぼありません。
でも40歳でTOEIC800点を超えてよかったと思うことも多いです。
40代でTOEICの勉強をすることについてお話していきます。
職場での自分の価値が上がる
今働いていらっしゃる職場にいる人たちを見てください。
海外で働いている方や英語を使用する頻度が高い職場で働いている方をここでは除いて、英語を喋れる人は多いですか?
僕は外資系企業で営業として約10年働いていますが、周囲に英語を喋れる人はそれほど多くないです。
TOEICのスコアはどうでしょうか。
そもそも英語の勉強をしている人が少ないですから、TOEICのスコアを持っている人はあまりいません。
つまり、勉強してスコアを取れれば頭一つ抜けることができます。
そして800点以上取得できれば、多くの企業で「すごいね」「ビジネスレベルじゃん」などと言われます。
仕事で英語を使用しなかったとしても、800点を超えるための勉強の努力や英語力というのを周囲は認めてくれるようになります。
TOEIC800を取って周囲の反応が変わっていくのを見ながら「TOEICは投資効果が高いな」と思いました。
40代でTOEICを勉強することは無駄どころか自分の価値を高めてくれます。
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将来への保険になる
アラフォーになると将来の仕事への不安が強くなる方も多いと思います。
「子供の養育費がかかる」「家を買ってローンが30年以上残っている」など、かかるお金が増える中で仕事がなくなった時のことを想像すると心配がつきません。
でも、もし仮に仕事を失ったとしても次の仕事が保証されていたらどうでしょうか。
かなり心配は減ると思います。
35歳を過ぎたあたりから転職がしづらくなってきて、40歳を過ぎるとさらに転職先が減るというのが一般的です。
僕は40歳になる手前で、転職エージェントから超有名外資系企業の仕事を紹介してもらい、書類が通ったことがあります(面接で落ちました)
英語が必要とされる仕事内容だったのですが、「英語の使用経験はありません。TOEICのスコアは760点ですが大丈夫ですか?」とエージェントの担当の方に聞いたら「いけます」と言われエントリーした案件です。
当たり前だと思われるかもしれませんが、転職市場でTOEICのスコアはかなり判断の基準として使用されます。
TOEIC800点を超えるスコアを持っていれば、40歳を過ぎても書類が通る企業の数はTOEICのスコアを持っていない人に比べて多くなると思います。
将来の保険をかけておきたいという方にはTOEICの勉強も1つの選択肢ではないでしょうか。
TOEICのおすすめスクールをご紹介!最短でスコアアップするのに最適なスクールは?
自信になる
40歳前後になると新しく何かをできるようになるという経験が少なくなります。
体の機能に衰えを感じだし、老け込んでしまう方も多くいます。
こんな周囲の人たちを横目に、40代で新しく何かを身に付けたらどうでしょうか。
僕は40歳でTOEIC800点を超え、20代30代の頃より成長したことを感じられてとても自信になりました。
「まだまだいける」と思えることで、さらに挑戦する気になりますし気持ちも若く保てます。
ただ惰性で生きている40代と挑戦する40代では、その先の人生に大きな開きが出てくると思います。
TOEICの勉強は単にTOEICのスコアがアップするだけではなく人生も変えてくれる可能性があります。
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まとめ
「40代でTOEICの勉強は無駄なのか」については、「まったく無駄ではないどころか人生を変えるきっかけになる」と言いたいと思います。
確かに20代や30代前半で勉強した方が吸収も早いと思いますし、高いスコアを取ればめぐってくるチャンスも増えます。
でも40歳でTOEIC800を超えてみて思うことは、TOEICの勉強を開始するのに遅いことはないということです。
TOEICを勉強しスコアを上げられれば、40歳を過ぎても享受できるメリットはたくさんありますよ。
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