「TOEIC700点を取りたい」
中級レベルと言えるTOEIC700点を超えたいという方は多いと思います。
僕は30代半ばを過ぎてTOEIC学習を独学で開始しました。
勉強を開始した時に受験したTOEICのスコアは535点でしたが、10か月後に受験した試験で710点を取得しました(現在は810点)。
1年足らずで700点台を達成することができましたが、特別なことはしていません。
基本に忠実に学習をしましたが、どのような学習をしたかお話していきます。
500点台からは案外簡単に700点超えを目指せる
TOEIC500点台というと英語の基礎はできているレベルだと思います。
TOEICの平均点が580点ですから、少しスコアを伸ばせれば平均は超えられるところまで来ています。
僕は535点取得した試験から半年後に685点を取得しています。
685点を取得した試験から4か月後に受けた人生で3回目のTOEICで710点を取りました。
この時の感想は「700点超えは案外簡単なんだな」というものです。
この時の勉強時間は1日1時間~2時間程度で、トータルすると10か月間でおよそ450時間程度です。
アラフォーのサラリーマンの僕が仕事をしながら達成することができました。
仕事をしながらでも、若いと言えない年齢でもTOEIC700点超えは達成が可能です。
500点台の方に足りないもの
500点台の方は単語や文法などの基礎的なレベルの知識はあると思います。
ではTOEIC500点台の方が700点を超えるために足りないものは何でしょうか。
ポイント
- TOEICに特化した単語力
- リスニング力
- 文法力
- 長文読解力
上記の4つの項目の中でも特に単語力とリスニング力は大切です。
TOEICには頻出する単語がありますが、単語力は全てのパートで必要になるためインプットする必要があります。
また、リスニング力はリーディング力と比較して伸ばしやすいため、勉強法を間違わなければ700点超えまでの道のりを短くすることができます。
700点超えは、弱いパートをカバーし、得意なパートで点を稼ぐことで達成できます。
700点を超えるための勉強法
上記で上げた項目について解説していきます。
単語力
500点台のスコアを持っている方は基礎的な単語力はあると思いますので、TOEIC向けの単語をインプットします。
TOEIC向けの単語帳は色々なものが出ていますが、僕は「金フレ」を使用していました。
「金フレ」には1000語収録されていますが、インプットできた単語数が8割だったとしてもTOEICの得点力は確実に上がります。
リスニング力
TOEICのリスニングトレーニングは「公式問題集」を活用するのがベストだと思います。
音源をスマホなどにダウンロードし聴き込みます。
この時にオーバーラッピングやシャドーイングを行うと効果的にリスニング力を上げることができます。
僕は800点を超えた時も公式問題集の音源を活用してトレーニングをしていました。
本番と同じ話し手が出てきたり、問題のパターンを覚えられるため「公式問題集」は利用価値が高いです。
文法力
500点台の方は高校までの基本的な文法を理解されていると思うので、文法の問題集を使用して本番と同じ形式の問題でトレーニングをしていくと得点力が上がります。
僕は「でる1000問」を使用していました。
問題数が多いため全部に取り組むには時間がかかりますが、問題数を多くこなし間違えた問題を復習することでTOEICの文法問題に対処できるようになります。
800点を超えた時も使用していましたが、文法問題の正答率を9割まで上げることに成功しています。
長文読解力
長文読解力は読んだ英文の量に比例して伸びていきます。
対策本としては「公式問題集」がいいと思います。
公式問題集の長文読解パートを2回解き、その後、熟読した問題文を繰り返し読むようにすれば700点を超えるための読解力はついてくると思います。
長文問題の中に出てきた知らない単語を都度覚えていくとより効果が出ます。
まとめ
500点台から700点超えは、TOEIC関連の教材をやり込むことで見えてきます。
ポイントは色々な参考書や問題集に手を出すのではなく、選んだ教材を徹底的にこなしていくことです。
基礎的な学習の反復トレーニングにより700点超えは案外簡単に超えられますよ。