TOEICでスコアを上げるためにはリスニング力アップが欠かせません。
「将来英語を仕事で使えるようになりたい」とお考えの方も、TOEICにおけるリスニング力は英会話の聴き取る力にも直結します。
「リスニング力を上げるには具体的に何をすればいいの?」
特にTOEIC初心者の方は何から手を付けていいのか分からないという場合も多いと思います。
僕は30代半ば過ぎでTOEIC学習を開始し、270点だったリスニングパートのスコアを独学で435点まで伸ばすことに成功しました。
時間がない社会人の方でも有効な方法で勉強すれば、リスニング力を上げることができます。
アラフォーの僕が独学でリスニングパートのスコアを伸ばすことができた方法についてお話していきます。
リスニングパートのスコアアップの方法
リスニング力は英語で話されている内容を正しく聴き取る力です。
TOEICのリスニングパートのスコアを上げるには、単純に英語を聴き取る力を上げることです。
僕がリスニングパートで435点を取ったときは、問題をおそらく8割以上理解することができたと思います。
問題を解くテクニックを覚えることも大切ですが、リスニング力を上げることが第一です。
リスニング力アップのためのトレーニングには、いくつかの方法があります。
トレーニング方法
- ディクテーション
- オーバーラッピング
- シャドーイング
他にもトレーニング方法はありますが、代表的なトレーニング方法は上記の3つです。
僕はこの中でもシャドーイングを主に行いました。
シャドーイングとは、流れる英語の音声に少し遅れて復唱するトレーニングです。
シャドーイングは英語を聴き取ることへの集中度が上がるため、効果的にリスニング力をアップさせることができます。
使用する教材は?
リスニング力を上げるには、使用する教材は何でもいいと思いますが、TOEICのスコアアップを上げるためには、TOEIC向けの教材を使用することが近道です。
僕はリスニングトレーニングの教材として、「公式問題集」を使用しています。
本番の試験と同じ話し手が出てきたりなど、TOEICのリスニング対策にはもってこいの教材です。
使用する順序は、まず通しで問題を解きます。
解説を見ないまま2回目を解き、その後、解説を見て話されている英語の内容を読み込んでいきます。
内容が頭に入った段階で、上でお話ししたシャドーイングを行っていきます。
公式問題集には2回分のテストが収録されていますが、1冊トレーニングを行えばリスニングパートで300点台を取れるようになると思います。
僕は2冊分をやり込んだ後に400点を超えました。
270点から400点を超えるまでにかかったリスニングの勉強時間は大体1,000時間程度です。
僕は英語が学生時代から苦手だったため勉強開始当初の英語力は高くありませんでしたが、英語が得意な方はもっと早く達成できると思います。
日常的に英語に触れる
公式問題集を活用することにより、リスニング力を上げることができます。
でも毎日公式問題集だけで勉強していると飽きてくることがあります。
機械のように同じことを繰り返すのは、結構キツイです。
そんな時には生の英語に触れることによってモチベーションを高めることができます。
ポイント
- 英語のニュースを聞く
- 洋画を観る
- YouTubeで好きなサイトを見る
リスニングトレーニングを続けると確実に聴き取る力が付いてきます。
そんな時に生の英語に触れると「今まで全く聴き取れなかった英語が少し理解できるようになった」と感じるなど、自分の英語力が上がっていることに気づきます。
成長を感じることでモチベーションが上がりトレーニングにやる気が出る
⇒さらにリスニング力が上がる
プラスのサイクルを回すことで、楽しくリスニング力を上げることができますよ。
まとめ
リスニング力アップにはシャドーイングのトレーニングが有効です。
「それだけで力がつくの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、力はつきます。
リスニング力を上げるためのトレーニングはそれほど難しいことではありません。
大切なのはトレーニングを継続させることですが、成長を感じられる場面があるとモチベーションを維持できますよ。