TOEICのリスニングパートで400点を超えると、リーディングパートと合わせて800点超えが見えてきます。
「リスニングパートが伸びない」「リスニング300点台で停滞している」という方は多いと思います。
僕は30代半ば過ぎでTOEIC学習を開始しましたが、開始当初に人生で初めて受験したTOEICのリスニングパートは270点でした。
その後、10か月後に受験したTOEICのリスニングスコアは375点、さらにその数か月後に410点を取得しています(現在のリスニングパートのスコアは435点)
勉強の方法は独学で行っています。
僕は学生時代英語が苦手でしたし、留学経験など海外経験もなく、仕事で英語を使用する機会もありませんでした。
こんな僕がリスニングで400点を独学で超えられた方法についてお話していきます。
リスニング初学者の勉強法
僕には英語使用経験がないということをお話ししましたが、当然、勉強開始当初のリスニング力は全くありません。
TOEICのリスニングパートでは内容を聴き取ることがほぼできず、途方にくれたのを覚えています。
TOEIC初受験の時のリスニングパートのスコアは270点でしたが、ここから半年後に345点を取得し300点台に乗せることに成功しました。
この時に学習していたことは以下の内容です。
ポイント
- 公式問題集の音源を活用したリスニングトレーニング
- 単語学習
リスニングトレーニングは、公式問題集の音源を繰り返し聴いていました。
よく「聞き流すだけで英語が身に付く」という英語教材がありますが、単に聞き流すだけではなくて英文の内容が頭に入っている音源を繰り返し聴くというトレーニングです。
このころは、何が分からないのか分からない状況でしたので勉強が苦痛でしたが、反復トレーニングがスコアアップに役に立ったようです。
200点台から300点台は基礎的なトレーニングを繰り返せば割と簡単に超えられます。
300点台後半に伸ばした方法
リスニングパート345点を取得した4か月後に375点を取り、300点台後半まで伸びてきました。
このレベルの時も公式問題集の音源を活用してトレーニングしています。
内容が頭に入っている英文を繰り返し聴き込み、周りに人がいない声を出せる環境ではシャドーイングのトレーニングも行っています。
リスニングパートのテクニックが解説されている書籍などがありますが、テクニック云々というよりも純粋に聴き取れる英文の割合が増えればスコアは比例して伸びます。
なので、英語を聴き取るトレーニングに徹すれば、300点台後半はそれほど時間をかけずに獲得できます。
僕の1日のリスニング勉強時間は1時間から1.5時間程度だったので、もしもっと時間を勉強に使えれば短期間でスコアを上げることが可能だと思います。
400点台に乗せる方法
リスニング375点を取得した4か月後に410点を獲得しました。
この時に取り組んだのは、実際の問題を解くということです。
300点台後半を取ったときに思ったのは、試験慣れしていないということです。
次々に問題が展開されるペースについていけなかったり、普段イヤホンで聞いていた英語を本番のスピーカーから聞くと途端に聴き取れなくなってしまったりなど自分の足りない部分が浮き彫りになりました。
この辺から本番を想定した問題演習を始めています。
リスニングパートの問題集を用意し、スピーカーを使用して問題を解くという本番に近い形でトレーニングを行いました。
300点台半ば以降で停滞している方は、問題を解く数が不足している可能性があります。
TOEIC本番の問題に対応できるようにするための問題演習がリスニング400点を超えるための力を養ってくれます。
まとめ
200点台から400点を超えるための方法を解説してきましたが、リスニングパートを伸ばすためのトレーニングはシンプルです。
ポイント
- 英語を聴き取れる量を増やすトレーニングを行う
- 問題演習を行う
200点台からリスニングパートの得点を上げるためには、1にも2にも聴き取るためのトレーニングです。
聴き取る力が付いてきたと思う時に問題演習を開始すれば効果的だと思います。
地道に力を蓄えていけば、400点を超える日は近づいてきますよ。