「TOEICのスコアを少しでも早く上げたい」「200点上げるのにどれくらい時間がかかるのだろう?」
TOEICの勉強をされている方は、目標とするスコアまでどれくらいかかるのか気になると思います。
僕は30代半ば過ぎで独学でTOEIC学習を開始し、勉強開始当初535点だったスコアから11か月後に受験した試験で710点まで伸ばしました。
その3か月後に760点まで伸びたので、1年ちょっとで200点スコアが上がったことになります。
現在は810点のスコアがありますが、200点上げるためにかかった時間や勉強法についてお話していきます。
200点上げるのにかかった勉強時間
僕は独学でTOEICの学習をしていますが、535点から200点上げるためにかかった時間はどれくらいだったのか計算すると
1.5時間/日 × 400日 = 600時間
毎日同じ時間に勉強していたわけではないですし勉強しない日もあったので、ならすと1日平均で1.5時間くらいの時間になると思います。
よくTOEIC関連の記事を読んでいると、「〇か月で何百点アップに成功!」という類の成功事例を見かけることがありますが、おそらく以下のような方です。
- 学生時代に英語がとてもできた
- 留学など海外経験がある
- 仕事で英語を日常的に使用している
僕は仕事で英語を使用している方に「700点超えを目指しています」と話したことがあるのですが、「700点以上は仕事で使っていないと難しい」と言われたことがあります。
日常的に英語を使用することは英語力を伸ばすことにつながり、結果TOEICのスコアが伸びるというのは想像に難くありません。
ちなみに僕は上記のどれにも当てはまりません。
学生時代に英語は苦手で、海外経験や仕事で英語を使う機会はありません。
30代半ば過ぎでTOEICの学習を開始するまで、10年以上英語の勉強に触れていませんでした。
このような僕なので「200点上げるのに600時間くらいかかった」というのはリアリティのある数字だと思います。
勉強する手段を選べばもっと早く達成できるかも
僕は勉強の手段として独学を用いています。
スクールに通うくらい差し迫った理由がなかったり、単純に仕事がありスクールに通う時間がないというのが理由です。
自分のペースで勉強ができる独学は、僕の好みに合っていたようです。
でも、「1日でも早くスコアを伸ばしたい!」という方はスクールに通うのがいいと思います。
独学だと使用する教材や勉強方法など全て自分でカスタマイズしないといけません。
スクールに通えば教材は用意してくれますし、勉強方法のアドバイスをしてくれたり、勉強を進めていくうえで生じる疑問点にもすぐに答えてくれます。
勉強のペースやモチベーションを保つのにも有効だと思います。
もし、最短で確実に結果を出したいようでしたら、スクーリングをご検討されるのもありだと思います。
スコアを200点アップさせた僕の勉強法
僕がスコアを200点アップさせたときに行った勉強は下記のとおりです。
ポイント
- 公式問題集の音源を活用したリスニングトレーニング
- 文法問題対策
- 単語力アップ
特にリスニングのトレーニングに時間を割きました。
公式問題集の音源を活用して、シャドーイングなどのトレーニングをしました。
勉強開始当初は英語に触れる機会がなかったため、当然、英語を全く聴き取ることができないレベルでしたが、隙間時間などを活用したトレーニングにより、リスニングパートのスコアを上げることに成功しました(現在のリスニングパートのスコアは435点です)
また、文法問題対策や単語力アップにも力を入れました。
文法問題対策には「でる1000問」、単語対策には基礎単語+「金フレ」を使用しています。
初回のTOEIC受験で弱点だと思ったところを補う勉強を行ったことが、スコアをアップできた理由です。
まとめ
200点アップするのに600時間程度かかっていますから、特別に速いペースでスコアが伸びたわけではありません。
しっかりとした対策を行えば、200点アップは可能です。
スコアアップの期間を短縮されたい方は、スクーリングをご検討されてみてはいかがでしょうか。