「会社からTOEICで〇〇〇点とるように言われている」「転職のためにTOEICを勉強しないといけない」
社会人になってTOEICの勉強が必要になることは多いと思います。
「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」
と多くの方が感じると思いますが、僕もその1人です。
あるきっかけで今後のキャリアに英語の必要性を感じ、30代半ばを過ぎて英語のとっかかりとしてTOEICの学習を開始しました。
学習を開始した時のTOEICのスコアは535点でしたが、2年半の独学で810点までスコアを伸ばしました。
僕は営業として働いていますが、仕事をしながらTOEICのスコアを伸ばすことに成功しました。
社会人になってTOEICのスコアを上げることができた勉強のコツについてお話していきたいと思います。
必要に迫られた方が勉強のモチベーションは上がる
社会人になって英語の必要に迫られると必然的に勉強のモチベーションは上がります。
例えば「TOEICで何点以上取れれば給料が上がる」とか「何点以上で昇進する」「海外勤務の仕事が回ってくる」などTOEICのスコアで仕事の待遇が変わるとなれば一気に勉強のスイッチが入ると思います。
学生時代に勉強にいまいちやる気が出なかったのは、英語の必要性を感じていなかったからではないでしょうか。
TOEICのスコアは多くの企業で英語能力の基準として用いられているため、就職や転職の局面でも一定のスコアを超えていると有利に運びます。
自分の将来を作り出すための勉強は、学生時代の勉強と違いリアル感があるため、やる気を高めることができます。
時間が少ない方が効率を高めることができる
学生時代と違い、社会人になると使える時間が少なくなります。
「時間がなくて勉強ができない」という方は多いのではないでしょうか。
でも時間が少ない中で勉強時間を捻出した方が、勉強の効率は上がると思いますし、実際に僕はそうでした。
また、社会人として仕事をする中で勉強に向かう姿勢も変わっています。
ゴールにたどり着くための道筋を描く力ややりきる力など、仕事で身に付けた能力があれば時間的なハンディも払拭することができます。
限られた時間の中で最大限の勉強効果を上げることを考えることで成果を出すことは可能です。
アラフォーで800点を超えた勉強法
仕事をしながら比較的短い時間でTOEICでスコアを伸ばせたのはポイントをおさえていたからです。
スコアを伸ばすために集中したのは以下の通りです。
ポイント
- リスニング力
- 単語力
- 文法力
上記の3つの能力を伸ばすことに集中しました。
単語力が上がれば長文問題が解きやすくなりますし、文法力が上がればPART5,6で正答率を上げられます。
何よりもリスニングの学習は英会話において非常に大切な聴き取る能力を上げることにつながるため、最も力を入れて学習しました。
800点を超えた時のリスニングパートは435点まで伸ばしています。
僕には留学など海外経験はありませんし、仕事で英語を使用する場面もありません。
そんな僕でもリスニング力を上げられたのは、隙間時間を有効活用できたためです。
2年半の学習の中で、リスニングの学習に1500時間程度費やしていますが、1日当たり1時間~2時間程度の学習時間になります。
でも、座学でこなしたというよりも、会社の行き帰りや営業中の移動時間など隙間時間に学習する割合が多かったです。
もし勉強を全て座学で行っていたら確実に挫折したと思います。
日常に英語学習を入れていくことで無理が少なくなり、結果として継続することができました。
英語習得のために必要な学習時間は数千時間と言われていますが、数年を勉強にあてる必要があります。
無理なく効率的に取り組める勉強スタイルを持っていることで、勉強も継続できるようになりますし結果も出せるようになります。
まとめ
社会人になってからの英語学習は楽ではありません。
でも英語ができるようになった未来を想像すると、勉強のモチベーションは上がると思います。
TOEICはある程度の勉強期間が必要なため、継続することが何よりも大切です。
隙間時間活用やポイントを絞った勉強など、工夫をすることで勉強の効果を大きくできますよ。