「大手企業で働きたい」「大手企業に入ってモテモテになりたい」
でも「中小企業からは転職できないよな」とか「大した学歴もないしな・・・」と諦めてしまう方が多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと中小企業から大手企業に転職は可能です。
僕は30歳を少し過ぎたところで中小企業から、社名を言えば知らない人がいないほどの大手外資系企業への転職に成功しました。
ちなみに僕には大した学歴もありません。英語は転職当時は全くできませんでした。
こんな僕が中小企業から大手企業に転職できた秘訣をお話していきたいと思います。
転職は敗者復活戦
就活に失敗し、僕が大学卒業後に数か月のブランクを経て入社したのは小さな小売店です。
1年間働いて2社目の中小企業に営業として入社しました。
一流大学を卒業して大手企業で輝かしいキャリアを歩んでいる人とは正反対の道で、毎日営業の現場で馬車馬のように働いていました。
「辞めたい」と毎日思いながら6年間の年月を中小企業の営業に注ぎ込みましたが、ここで腐らなかったのがよかったようです。
某転職エージェントに相談した時に紹介して頂いた大手外資系企業に縁があって入社が決まりました。
「まさかこいつがあの会社に入るとは」と驚いたのは周囲の人たちです。
周りの人の眼中に完全になかった僕が、周囲の評価を一気にひっくり返しました。
今いる会社が満足のいく会社ではなかったとしても、転職で敗者復活することは十分可能なのです。
大事なのは腐ることなく今の仕事に没頭していく姿勢です。
日々成長を続ければ、明日は変わらなかったとしても数年たてば大きな差になります。
その姿勢が奇跡を起こしますよ。
大手企業には新卒入社よりも転職する方が簡単
僕は日系の大手企業ではなく外資系大手企業の経験をしているので、ここでは大手外資系企業に転職をするお話になりますが、新卒で入社するよりも転職で入社する方が簡単という感覚があります。
新卒で入社した人たちを見ると、学歴が抜群で英語も堪能でした。
もし新卒でエントリーしたら確実に学歴や英語力のなさで落とされていたと思います。
ではなぜ外資系大手企業に転職ができたかというと、目に見える実績を持っていたからです。
転職面談時に採用側が見ているのは、「どれだけうちに貢献してくれるか」です。
面接テクニックも大事ですが、前提として「転職先で活躍できる力があるか」が重要です。
誇れる学歴や職歴がなかったとしても、仕事で実績を残す力があれば採用される確率はグンと上がります。
今の仕事でぶっ飛んだ実績を叩き出していけば、経歴よりも実務能力に重きが置かれる転職では中小企業から大手企業への転職も夢ではなくなりますよ。
黙って実力をつければひっくり返る
仮に今、不遇な仕事生活を送っていたとします。
- 毎日会社の帰りに同僚と飲み歩き愚痴って憂さ晴らしをしている人
- 営業活動や提案書作成など仕事に没頭し、家に帰ったら黙々と実力を磨くために読書や勉強をする人
この2パターンのどちらの人が将来、自分が理想としている会社に転職できるか明白だと思います。
僕は中小企業で働いているとき、群れて飲み歩いている人を横目に自分の仕事に没頭しました。
読書にもハマり、自分の仕事に関連する本を乱読していました。
この時に磨いた力が転職を成功に導いてくれたのだと今思います。
僕は中小企業で働いているとき上司や周囲の人から「人の3倍働く人」と言われていましたが、黙々と仕事の量をこなしていくと質に転化していきます。
中小企業と大手企業では確かに仕事の仕方は違う部分がありますが、根本的な部分の仕事で実績を出す能力というのは応用がききます。
今、力をつけていけば転職と転職先での仕事人生を成功に導けますよ。
まとめ
大手企業に行って輝きたいという人は多いですが、大手企業が欲しい人材は働く場所、会社がどこであっても輝ける人です。
会社の看板に頼らずに実績を残すだけの力がつけば、転職先の選択肢は増えます。
今からでも遅くありません。日々の仕事に邁進していけば理想の会社への転職はきっと成功しますよ!