外資系企業というと一流大学出身ではないと入社できないイメージがあります。
僕は大手外資系メーカーに営業として30代で転職をしましたが、周囲にいる新卒入社の社員はそろいもそろって一流大学出身者で英語も堪能でした。
では僕が一流大学を卒業しているかというと全くそんなことはありません。
転職で入社した周囲の同僚を見ても、学歴は人それぞれでした。
外資系企業へ転職したいけど学歴に自信がない方へ、僕が在籍している外資系企業の社員の学歴についてお話していきます。
1.学歴よりも実績
僕は大手外資系メーカーを経て現在も外資系企業で働いていますが、周囲にいる社員の学歴についてお話をしたいと思います。
周囲にいる転職入社の人の学歴は、一流大学出身者から高卒まで様々でした。
概して新卒入社の社員は一流大学出身者が多く英語も堪能であったのに対し、転職組は誇れる学歴を持っている社員の方が少数でした。
僕も大した学歴は持っていません。
外資系企業への転職者に問われるのは、学歴よりも実績でした。
誇れる学歴がなかったとしても、叩き出した実績でポジションを上げていった人もいます。
外資系企業は能力主義のため、学歴にコンプレックスがあったとしても逆転できるチャンスがあるのです。
2.学歴だけでは勝ち残れない
学歴がなくても実力で這い上がった人がいる中で、反対に一流大学出身者でも入社後に苦労する人もいます。
特に一流大学を経て新卒入社した社員に多い傾向がありました。
入社時や20代でものを言わすことができる学歴ですが、リアルなビジネスの現場では学歴よりも仕事の実力がものを言います。
素晴らしい学歴があっても、厳しい営業の現場で結果を出せない人は結構いました。
特に30代以降の外資系企業への転職で重要になってくるのは学歴もありますが、それよりも大事なのは実績とその実績を残すための実力です。
外資系企業では実力があれば学歴をひっくり返すことが十分可能なのです。
3.外資系企業で働くときにあった方がよいスキル
外資系企業において、学歴はあった方がよいが学歴よりも実力の方が大切だということはお話してきました。
ここでは仕事の実力に加えてあったほうがいいスキルについてお話していきます。
そのスキルとは、やはり英語力です。
営業部門で日本国内で活動する際には問われないことが多い英語ですが、水準以上のポジションを狙うなら英語力は必須です。
僕が働いてきた外資系企業では、英語ができる人が優先されることが多いです。
海外本社とのやり取りは英語で行われるため、英語でコミュニケーションが取れる人が重宝される傾向は当然あります。
ただ、営業部門で英語ができる人は数えるほどしかいなく、もし営業スキルもあり英語もできる人となれれば一気に自分の価値を上げることができます。
仕事の合間を縫って勉強するのはしんどいかもしれませんが、営業力×英語力で希少価値を上げるとより競争力がアップします。
僕も英語が全くできない状態で外資系企業に入りましたが、2年間の独学で現在ではTOEICのスコアが800を超えるところまできました。
周囲の評価を上げられる英語の勉強は効果が高いですよ!
まとめ
学歴があるに越したことはありませんが、外資系企業では学歴だけでは勝負できません。
もし学歴には自信がなくても抜群の仕事力があれば、外資系では這い上がることができます。
実力主義の外資系で勝負するのは、大変な部分はもちろんありますが非常にやりがいのあることだと思います。
仕事の実力に加えて英語力もプラスされれば、外資系企業でのキャリアは開けてきますよ!