僕はここ3年間で年収が約200万円アップしました。もちろん仕事は頑張りましたし、結果にもこだわりました。ただ、200%の力を出し切って年収アップを果たしたかというと、そんなことはありません。むしろ、自分の出せるであろう力の8掛け程度の労力です。
そんなので結果が出るわけがないし、年収アップもするわけがないと思うかもしれませんが、事実として結果も出して、年収アップも果たしております。
年収が上がりづらい時代ですし、僕も働き始めは年収300万円台が何年も続きました。
決して楽をしているわけではありませんが、体を壊すまで無理することなく年収を上げられる理由についてお話しをしたいと思います。
自分の仕事能力を上げる
僕は転職を3回していますが、2社目で営業の仕事を始めました。この会社では本当に年収が上がらず、30歳を過ぎても300万円台のままでした。
でも、年収程度しか働かなかったというと、その逆です。10歳以上離れている役職が2つ上位の担当者のあと引き継いだ顧客でも、実績を超えました。実績ももちろんですが、何よりも自分の営業としてのスキルアップを意識して仕事をし、結果として数字が上がってきたイメージです。地道に力をつけていきましたが、ある時ふと、「僕より給料が数百万高い先輩の実績を超えているのに、なぜ僕の給料は上がらないんだろう?」と思うようになりました。自分がやっている仕事が給料を超えていると思ったのです。転職を本気で考えるようになった瞬間です。
自分は給料を超える仕事をしているのに、会社から正当に評価されていないと思うときに転職すると、ガラガラと周りの世界が良い方向に変わる瞬間がありますよ。
転職先をずらす
今働いている会社で力をつけたら、次に考えるのは出世か転職です。今の会社で上まで上り詰められる見込みがあるなら、そのまま存分に自分の力を出してほしいと思います。
ただ、「俺はこんなに実績を上げているのに、なぜ会社は給料を上げてくれないのだ?」と思う方もいると思います。そんな時は転職を考えるときです。もちろん今の業界内を渡るのもいいと思いますが、ここで考えて頂きたいのが、ずらす転職、業界を変える転職です。
他の業界で働く友人など周りの人を見てみると、たいして自分と変わらないのにやたら年収が高い人がいます。その理由は、業界によってベースの給料の額が違うから。平均年収の高い業界に移ることにより、年収は何もしなくても上がります。自分の能力を買ってくれ、かつ平均年収の高い業界に移るのが手です。
転職先の選び方
僕はこの3回目の転職をした会社で年収を3年間で200万円上げました。ものすごくレベルの高い会社に転職したからだと思われるかもしれませんが、違います。周りの社員のレベルは、前に働いていた会社(2回目に転職をした大手外資系メーカー。ここでも能力をストレッチしています)のせいぜい8掛け程度です。でも、基本給が高いので、結構な額を稼いでいる社員が多いです。
ここが狙い目の会社です。基本給は高い、でも社員のレベルはそれほど高くない。こういった会社に移れば、自分のやっていることが、相対的に高く評価されます。会社のレベルを見定め、勝てるところで勝つ。これが方程式です。
何がつらいかというと、やっていることが評価されない時だと思います。相対的に所属する会社のグレードを下げ、活躍できるフィールドに移る。周りの景色や、もちろん給料も変わりますよ。
まとめ
収入を上げるための転職の仕方は経験上、次の流れでした。
- 実績を上げるための、実力をつける
- 平均年収が高い業界を調べ、自分の能力が評価されると思う会社へ転職する
- 転職先で実績を残し、評価を高める
僕はこのようにして年収を上げました。自分を活かせる場所を見つけることで年収アップを果たしてください。