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キャリア

就活失敗して負け組だった僕が大手外資系企業へ転職できた理由

2020年10月2日

僕は外資系メーカーに勤める男性です。昨年は社内の営業成績トップになり、今年は昇給がありました。現在の年収は同世代の平均賃金を数百万上回り、そこそこの生活を満喫しています。

ただここに至るまでは、決して平たんな道ではありませんでした。まず、受験の失敗。そして、就職活動の失敗。学校卒業後、数か月のブランクを空けてなんとか入社した会社は、小さな小売店。馬車馬のように働かされ、1年間で逃げるようにして退職をしました。

「あいつ、人生終わったな」と言っていた人もいたでしょう。しかし、その後、国内老舗メーカーの営業職を経て、大手外資系メーカーに入社。最終年度は部内のトップの営業成績をたたき出し、実績を買われて現職である2社目の外資系企業に転職をしました。

最初は300万円にも満たなかった年収は、転職するごとにアップしています。有名大学を卒業して、大手企業に入社した同年代と比較しても、引けを取っていません。(もちろん上には上がいますが・・・)

僕の20代は、まったく浮かばれませんでした。だけど30代になって、色々なことがひっくり返って生活がいい方向に変わっていきました。

運が良かったからかもしれませんが、僕の生活が良い方向に変わっていったのは、工夫や努力があったからかもしれません。今回は、落ちこぼれて社会人生活をスタートした僕が大手外資系企業からオファーを頂いた際の評価のポイントをお話ししたいと思います。

アピールできる実績を作った

2社目で入った会社は老舗の日系の企業です。未経験で営業として入社した僕は当然どうやって営業活動をするのかも分からず、毎日怒られながら働いていました。こっぴどく怒られた日には、「あいつ明日こないんじゃないの」と陰口をたたかれる始末。地獄とも思える毎日を過ごす日々でした。

そんな中で、心の中で決めていたことがありました。それは、この会社で営業として一人前になるということ。どんなに怒られようが、馬鹿にされようが、日々の仕事に邁進していきました。徐々に営業のコツをつかみ実績が出せるようになり、最終的には、社内NO.1の実績を出しました。

3社目の大手外資系メーカーの面接の時は、この実績を評価されました。異なる業界の知名度の低い会社の実績でしたが、扱っている商材が近く、また売り方も似ているため、入社の切り札になったのです。

現在の会社に満足していない、もっといい会社に入りたいと思っている方は、現在の仕事の不満を愚痴るエネルギーを、目の前の仕事に注ぎ、実績を出してください。そうすれば、もっといい展開が訪れる日が来ますよ!

営業上の必要スキルを磨いた

日々の仕事の中で意識したことは、目標数値の達成ももちろんですが、もっと意識したことは数字を達成するためのスキルを磨くことです。

営業という業務上に必要なスキルはたくさんあります。コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、顧客との関係構築能力、問題解決能力、新規顧客獲得能力など、数え上げればきりがありません。

こういった能力を上げていくうえで役に立ったのは、営業スキルの高い先輩を真似すること。営業同行や社内での電話応対など、見て真似して、自分の型を作っていきました。すると客先での立ち振る舞いも変わっていき、それが実績に結びついていきました。

ある人材関係の仕事をされている方から聞いたことがありますが、日系企業でスキルの基礎を学び、その後、外資系に行くという流れが非常によいそうです。

大手外資系の面談時に評価されたもう一つのポイントは、こうした営業スキルです。現在の会社のトップクラスの営業の先輩から学ぶのも一つの方法だと思います。

数社を経験している僕が思うことは、営業という仕事は業界が変わっても、基本的な仕事の仕方というのは、それほど変わらないということです。今の仕事をするなかで色々なやり方を覚えれば、転職先で自分をブランディングできるスキルになる可能性があります。

大手外資系メーカーに転職した時、とてもついていけないと思う分野がある一方で、この分野は僕のスキルの方が高いと思えることがいくつもありました。今当たり前のようにやっていることが、将来これが自分の強みだと思えるようになるかもしれませんよ!

絶対に成し遂げるという強い気持ち

日々仕事をしていると、理不尽というか、全く理解のできない状況に陥ることがあると思います。なぜこんなことをする必要があるのか、まったく意味がないんじゃないか、なぜこんなことを言われないといけないのか、やってもやっても数字が上がらないなどなど話し始めるととめどなく出てきます。

いい時もあれば、当然やることなすことがうまくいかないことがあります。もう投げ出してしまいたいというときに強烈に自分を支えてくれるのは、将来こうなりたい、絶対にこれを手に入れるというような強い気持ちです。

外資系企業は、展開するスピードも速いですし、仕事量も多くキツイ仕事を求められます。そんな中で自分を鼓舞し、積極的に仕事を進めていく力が求められます。面接の際の3つ目の評価のポイントは、苦しい状況でも果敢に攻めてくれそうだということでした。

絶対に成し遂げたいことはありますか?

まとめ

外資系企業に転職する際に求められるのは、まずこれまでの実績。そしてその実績をだすことができたスキルや活動内容などの根拠です。もし現職で本物の力をつけて実績を出せば、外資系企業に転職する日も近づいてくると思います。

実績を常に求められる外資系企業で実績を上げることもできるようになりますし、実績を残していくと日系企業に戻るのが嫌になるくらいに居心地がよくなりますよ。

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